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雲雀の囀り【家庭教師ヒットマンREBORN!】

第9章 雪合戦



「この雪合戦、危険すぎる、、」

永茉は危機を感じ少し離れたところで自分の身を守っていた。
直後、獄寺がダイナマイトを投げつけランボとボノがリタイアとなった。

「ランボくん!!ボノ!!」

永茉はリタイヤした2人に駆け寄った。

「うぅっ、お嬢っ、、ご無事で、、!」

「よかった!怪我してない!!ゆっくり休んでて!」

永茉は気絶しているランボを抱え安全な場所に移動させ、レオンを追いかけに向かった。
永茉が前のみんなに追いついた時、ディーノと山本がレオンの元に走っていた。

「頼むぜボスー。」

ディーノは山本を抜き、レオンまであと少しとなっていた。

「おわっ!!」

ロマーリオから見えない場所まで階段を登っていたディーノは転けて落ちてきた。

「ミスった!!」

「何をミスったらこーなるんですかーー!?」

「あちゃぁ、、」

ディーノ自身が雪玉となってゴロゴロ落ちてきた。
山本は途中まで階段を登っていたため巻き込まれないように逃げていた。

「山本!!!!」

結局山本は逃げきれず巻き込まれてしまった。

「ぷはっ!わりーな!」

「ったく〜!!」

山本とディーノはニコニコしていた。

「ディーノ、山本。リタイアだ。」

「もう!ドジ!」

「ラッキーだわ。これで主力はだいぶ減ったわね。」

残りは永茉、ツナ、獄寺、フゥ太、ロマーリオ、ビアンキとイーピンの7名だ。

「そいつはどーかな。ダイナマイトで溶けた雪の上にあいつを落としちまったみたいだ。」

雪まみれのディーノはドヤ顔で言った。

「あいつ、、?」

「!!まさか、、!!」

永茉には心当たりがあり、爆発が起こった辺りを見た。
その視線の先には水の上でバチャバチャしているエンツィオの姿だ。

「エンツィオだ!!!」

スポンジスッポンのエンツィオは水を吸って巨大化した。

「ヒイィぃ!!」

「まずい!これじゃ学校が、、!!」

「何をしているの!逃げなさい、隼人!!」

ゴーグルをしていたビアンキはゴーグルを外して獄寺に顔を見せた。

「ごぱぁっっ!!」

ビアンキを見た獄寺は気絶し、リタイアとなった。


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