第5章 やっと会えた
ショックを受けているディーノを見て永茉はいいことを思いついた。
「しょーがないなから食べさせてあげよっか!はい、ディーノ!あーん!」
「や、やめろよ!子供じゃねーんだぞ!!」
「何言ってんだ。ランボより箸が使えねぇなら子供だろ」
「ねぇねぇ永茉ー?もっかいあーんして?」
「ランボ!自分で食べる!」
イーピンがそう注意する。
「イーピンちゃん大丈夫だよ。はーい、ランボくん。」
「ガハハ!オレっちの言う通りだったもんね!」
「ランボくん、優しいお姉さんが来てくれてよかったわね。私お風呂入れてくるわ。」
「あ、はい!ありがとうございます!」
奈々は風呂場へ行ってしまった。
「ったくリボーン、嘘つくなよ。」
「嘘じゃねーぞ。」
「キャアアアアアア!!!」
「「「「!!!!」」」」
奈々さんがいるお風呂場から悲鳴が聞こえた。
「母さん!!」
「奈々さん!!?」
「どーしたんだ!!!」
全員お風呂場へ向かう。
が、
どたーーん!!!
「きゃっっ!!」
ディーノは永茉を巻き込んで転倒する。
「だっ、大丈夫ですか!?」
「っつ〜。自分で自分の足を踏んじまった、、悪いな永茉、大丈夫か?」
ディーノは起き上がろうとする、が、
「ん??なんだ?手に小さくて柔らかいものが、、」
「やぁっ!ディーノぉ、、そんなに、触っちゃ、ぁ///」
ディーノが掴んでいたのは永茉の胸だった。
「わ、悪い!!!」
ディーノは急いで永茉から離れた。
(なぁ!!何してんだこの人!!///)
ツナは顔を真っ赤にして、2人を見ていた。
(うぅ、ディーノに触られちゃったし、ツナくんもいるのに変な声でちゃった、、///)
「ふっ、ディーノもそんな歳か。」
リボーンは鼻で笑った。
「ち、ちげーよ!!不可抗力だ!!」
「未成年がいる前でそんなことするんじゃねえ。ツナには刺激が強すぎる。」
「永茉、悪かった、、」
「だ、大丈夫。気をつけてね///」
少し気まずい雰囲気になったが、4人はお風呂場へ向かった。