第4章 よろしくねさつきちゃん
あれさっちんにちんじゃーんと購買から教室に戻ってきた紫原が言った。
「むっくん!部活のことで探してたんだよ!」
「あ、ラインきてたの気付かなかったー」
「2人とも仲良くなったの?」
「そうなの!」
「よかったね。一緒にご飯たべる?ちんもいるよ」
「いいの!?ちゃんも大丈夫?」
『もちろん!一緒に食べよ!』
「ちん黄瀬ちん呼んできてよ」
『いいよー!』
『涼太くん!さつきちゃんと紫原くんとご飯食べよー!』
「え!っちいつの間に桃っちと仲良くなったんすか!?」
『さっき!』
「さっき!?まじすか!」
私は早く早く!と涼太くんの手をとり、敦くんとさつきちゃんのもとへ走った。