第1章 序章:一年前
ポケットモンスター縮めてポケモン
この世界の不思議な不思議な、生き物…。
海に森に山に、空に町に火山に深海に宇宙に様々な場所でその姿を見ることが出来る
しかし、世界にはポケモンが存在しない世界も存在する
時としてポケモンの世界には「異世界人」がやってくることもあるがそれは、伝説のポケモン並みで極稀にあるのだという
彼らはポケモンの世界の住民にはない「特別な力がある」と信じられている。
それは神話に近いが、極一部の者たちがそれを知っていた…。
1年前、怒りの湖付近で「ロケット団」が何やら怪しげな行動をとっていた
怒りの湖はチョウジタウンが近くにある森の中にあるのだが…。
一人の少女が怒りの湖の前で倒れていたところをポケモンたちが引き寄せられれる様に集まっていて心配そうに様子を伺っていた
草タイプのポケモンたちもアロマセロピーや水タイプのポケモンたちは「いのちのしずく」という回復系の技を繰り出して癒そうとするがあまり効果がみられないようだ
少女を心配するポケモンたちも何故か、具合が悪そうにしているのに助けようとしていた
そんな中で複数人の男たちが騒ぎを聞きつけて様子を見に来ていた
その複数人の男たちの服装は胸に「R」が書かれていた黒と白のスーツをきた怪しい集団だった。
彼らは「ロケット団」このカントー地方でポケモンを利用して悪行をしている悪い奴らの組織である。
怒りの湖に部下を引き付けれてやってきた工作員幹部「タツミ」は少女をみて興味深そうに見ていた
タツミ「……ホォー、もしやこのガキ「例の電波」に当てられて弱ってるのか?」
部下「なっ、それは無いでしょう?あの電波は“ポケモンにだけ影響される”ものですよ?
それをこんな子供が影響されるはずも…」
タツミ「……“異世界人”」
部下「……は?」
タツミ「昔、博士に聞いたことがあるこの世界とは違う世界からごくまれに異世界人が現れるのだと…。そしてその異世界人は皆我々にはない「特殊能力」があるのだという
このガキも、もしかしたら可能性はあるかもしれん」
部下「……そんな偶然起こりますかね?どうします?」
タツミ「まぁ、何はともあれこんなところに他の人間が現れてどこから我々の計画が漏れるかわからん。直ちに捕獲し基地へ戻るぞ」
部下「…っは!」