第3章 第一章「任務フォーア・シュピール」
「邪魔、しないでいただけますかねぇ」
「うわぁぁ!」
「「千尋!」」
怪盗団がいつの間にか僕らを囲んでいた。周りを見るとギルドの面々は倒れていて魔法少年では無く普通の少年の姿に戻っていた。
千尋は後ろから攻撃されたようです。
「薫! 危ない!」
「え?」
千尋が起き上りなんとか薫が攻撃されようとしていたとこを助けましたが……
「大丈夫か! メル」
僕と二人の間に怪盗団がいます。
「だからあなたの相手は私だってば」
大鎌が服を切る。
少女はまるで踊っているかのように大鎌を振り回す。
僕はそれを剣で受け止めるのが精一杯。
けど、おかしいな。魔法少年少女の武器は普通の武器より強い。受け止めているだけだけど普通の武器では数回魔法少年少女の武器に当たっただけで壊れるハズです。
「魔法少女……なの?」
つい呟いたとき、怪盗団が仮面を取った。
「気づくの遅いってばぁ」
さらにそでをめくって腕輪を見せてくる。魔法少年が3人魔法少女がさっきの黒いワンピースの子を合わせて2人。
「でも、おめでとう。名前、教えてあげるよ。俺はリューク。宜しく頼むよ」