第3章 第一章「任務フォーア・シュピール」
次の日。
着てやりましたよ! 魔法少年ギルド。ええ、昨日は親子喧嘩で2時間しか寝てませんよ!
「おい、父母院大丈夫か?」
「いや全然」
大丈夫なわけあるか。男物の服着たのなんて初めてだし声を低くするのも大変だし。何より……
「これからここに住むのかぁー」
「仕方ねーだろ。俺がサポートすっからなんとかなんだろ」
「それが心配なんだよ」
「何だと!」
だっていつも僕の事じゃまして事を悪化させてるのは千尋だし。
「ていうか。薫遅いなぁ」
「あいつの事だから場所間違えていないか心配だな」