第8章 今後の事
菊地原「攻撃手に戻るなら、風間隊に戻る一択でしょ。攻撃手に戻るのにわざわざB級にいる理由ないって」
『んー…確かに、風間隊の勝手は分かるし、感覚戻るのは早そう。オマケにA級だし』
菊地原「オマケなんだ。A級ってことは」
『階級はそこまで拘りないの。そこが居心地良ければいいや』
菊地原「二宮隊が居心地いいなんて思えないけど?」
『……居心地良くすればいいの』
私がそう言えば菊地原は顔をさらに歪める。本当にこの子は顔にも態度にも言葉にもすぐ素直に出すんだから。
菊地原「いや?こんな無謀なやつに背中預けてたんだなーって怖くなってただけ」
『あっそ』