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【鬼滅の刃】破戒

第1章 一


それは女が唯一知っている故人のものと比べて、あまりにも長く、太かったのだ。

狼狽える女は太腿に乗せられたまま後ろに倒された。厚みのある腿に腰が乗っているために自然と頭が下になる。僧は女の白い腿をむんずと掴み、その腰をずるずると自身へと引き寄せた。
折れそうなほどに華奢な腰であった。僧がその胴回りを両手で掴むと指の先同士が触れ合うほどに細い。子を産んでおらず、身籠ってもいないということは明らかであった。そのような女と今から行わんとする行為を思い、僧は静かに自身の先を濡らしていた。

それから僧は女の帯を緩め、合わせを大きく開いて溢れた乳房を掻き集めた。豊かなそれは僧の手の蠢くままに自在に形を変え、その先端を実らせた。すっかり実った先端を摘むように擦り上げると女がふるりと腰を揺らす。
更に僧はもう片方の手で陰核の皮を剥き、唾液を付けた指で擦り始めた。荒くなる女の吐息を感じながら、そそり立った自身を欲のままに女陰に押し付ける。
僧の陽根の先は、糸を引くほど粘液が滴っていた。陰陽が触れ合うと、太い先端が女陰に沿ってぬるりぬるりと蠢きだす。我が身を狙うあまりにも太いその陽根に、女は恐怖で身を固くした。
しかしそんな気持ちとは裏腹に、久しぶりに与えられる雄を期待しているその女陰は、擦り付けられる度ねっとりとした蜜を淫らに溢れさせていた。
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