第17章 day13 ホークス
ホークスside
「ヒーリングガールと雑誌の撮影ですか?」
「そーなのよ〜!!相手役のヒーローが発熱しちゃって!どーしても来るって聞かないんだけどちゃんに何かあっても困るじゃない?!だから今ようやく説得したところ!ホークスちゃんならイケメンだし?今話題の2人なら話題性もバッチリってことでおねがーい!」
「俺は全然いいっすよ」
「キャー!やったわ!決まりね!17時にスタジオに来てちょうだい!」
この人はオネエだけど腕前は確かな有名カメラマン
朝から大量の着信があり任務を終えてようやく電話をすると受話器からは耳が痛くなりそうなほど大きな声が聞こえてきた
「ヒーリングガールと撮影ですか?いいなー!!なんの撮影です?」
「さぁ‥秋服の撮影とかっすかね?」
なんて言ってたのに
時間になって都内のスタジオに向かうと
手渡されたのは有名ブランドの下着だけだった
「着替えたら教えてね〜!ちゃんには相手役がホークスになったってまだ伝えてないの!サプライズ!どんな可愛い顔するのかしら〜ワクワクしちゃう!」
「これ‥下着の撮影ですか?」
「そうだけど?」
「相手役ってことは‥男女の下着‥って事ですよね?」
「えぇもちろん」
「ヒーリングガールはこの撮影内容知ってんすかね?」
「え!知ってるんじゃないかしら!2人でケーキの話で盛り上がっちゃって!私ちゃんと撮影内容話したかあんまり覚えてないわ〜」
女性向けブランドの下着のモデルをやっていた事は知っている
その時はヒーリングガールの着用モデルの商品は女性だけじゃなく男性達までもが買い漁って大変な事になってたっけ
控え室に入って
きていた洋服を全て脱ぎ捨てていく
用意されたボクサーパンツ
ウエストのゴムの部分にはブランド名が入っている
それに履き替えて
撮影まで着ていていいと言われたバスローブを上から羽織った
「お待たせしました」
「ホークスちゃん!ちょうどいいところに!ちゃんも今来たわよ!」
そう言うカメラマンの後ろからヘアメイクを終えたちゃんがTシャツにデニムというラフな格好で現れた