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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第3章 須磨シーワールド 本編 【禪院直哉】



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2024年6月5日

その日の朝は…神戸にある
ラ・スイート神戸ハーバーランドの
プレミアガーデンのお部屋の
キングサイズのベッドの上で迎えた。

2方向にある窓のカーテンを
昨日の夜は全開にしたままだったので。
部屋の中に朝日が差し込んで来て
その眩しさでは目を醒ました。

『起きたん?おはようさん』

「なっ…直哉様ッ…
さ、先に…お目覚めになられたのですか?」

『まぁ…普段から…朝は早いしなぁ……
流石に…もう…7時すぎやし
この時間なったら、俺かて起きるで?
顔…洗って来いな…、着物着るんは
飯食ってからにしよーや…』

このホテルは朝食はルームサービスで
提供されるのだそうで…、
この…広いテラスのあるお部屋は
あの…神戸の景色を眺めながら。
専用の特等席で朝食を頂けるのだそうだ。

時間になるとホテルのスタッフの人が
テラスのテーブルの所に
綺麗に朝食をセットしに来てくれて。

『おおきに…。ほな、
朝ご飯…食べよか?』

朝食は…朝からステーキまで付いて来て。
地元のお野菜のサラダにスープ
地元の玉子のオムレツに…、
これまた兵庫県産の豚肉の
ソーセージが添えられて居て。

朝食に1人にカゴに入った7種類の
パンが…提供されて……。
食べきれなくても大丈夫な様に…
お持ち帰りの袋もついて居て。
淡路島の牛乳と一緒に美味しく頂いた。

朝食をすませて…着物に着替えて
身支度をキチンと整えた。

今…私達がいる…神戸の
ハーバーランドからは…
目的地である須磨シーワールドは
車で10分程の場所にある…らしく。
そんなに近い事に驚いてしまったんだけど。

ゆっくりと朝ご飯を頂いて
ゆっくりと支度を整えたけど…
今日は営業は10時からだと聞いて
時間を持て余しそうな気がしてしまう。

ホテルを後にして、車に乗り込むと
ホテルを出てすぐに目的地の
須磨シーワールドがある
須磨海浜公園に到着した。

『ここにもあれあんで、
よーSNSで見る神戸のあれ』

直哉様の言う良くSNSで見る神戸のあれは
『BE KOBE』のモニュメントの事で
神戸と言えばここの代名詞の1つだ。



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