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~たゆたううたかた~【禪院直哉/R-18/短編集】

第1章 気まぐれ 【禪院直哉】



グイっと…両足を大きく開かれて
クリトリスに舌を這わされる
ズブブッとアソコに指を挿し込まれて
ジュブジュブとクリトリスを舐めながら
Gスッポットを責められてしまえば。

外でイってるのか、中でイってるのか
どっちなのか分からなくなって。

「あぁぁんっ、あんっ…んんっ
あぁ、あ、あ、ああぁあ゛―――ッ!!」

ズルンっと…こっちがイッたのを
声のトーンと膣の締まりで
確認すると中の指を引き抜いて。

『ほな…そろそろ挿れよか…
ゴムして欲しいんやったら
自分で着けてよ?ちゃん』

のそのそと…気怠い身体を
動かして起き上がると
直哉のペニスを口に含んで
軽くフェラをする。
天蓋付のベッドのコントロールパネルの
横のスタンドに備え付けてある
ラブホテルの備品のコンドームを
が自分の手の取ると
歯で傷付けない様に口に咥えて。

舌で精液溜まりを押さえて
先端に空気が入らないようにしながら
口でコンドームを装着して行く。

『夜の店の…、
プロの姉ちゃんみたいやなぁ』

ヌルヌルと…こっちの愛液を
自分の亀頭に馴染ませる様に
直哉が陰列を上下に擦って来て。
擦られる度にくちゅくちゅと
アソコがいやらしい水音を立てる。

亀頭がある場所に当たると
ぴくっと身体が小さく跳ねてしまって。

入口に亀頭を直哉が添えて来ると
ズブブブッ…とペニスを膣に
押し込んで挿し込んで来る。

ズブズブと…浅くピストンをして来て。
直哉のリズムに合わせて
自分の口から喘ぎ声が漏れ始める。

「あっ…あっ、んんっ…アンッ」

そのピストンに緩急をつけられて
深く強く突かれる度に
大きな声の喘ぎ声が混じる様になる。

「あんっ、ああ、あんっ
あっ、あっ、ああぁぁあん!」

グリグリと…腰をグラインドして来て
亀頭で子宮口を擦られて
奥が蕩けてしまいそうになる…。

「ふあぁぁぁんっ、ああぁあんっ
あぁ、んぅ、ああぁぁんッ」

『ちゃんは
ドスケベやさかい…奥がええもんなぁ?
俺のチンコで奥のええとこ
ガンガン突かれたいんとちゃう?』

ゾクゾクっと…耳元で囁かれた
その言葉に身体の芯が震えてしまう。




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