第1章 気まぐれ　【禪院直哉】

グイっと…両サイドから
おっぱいを寄せて引き上げると。
じゅるじゅる…と音を立てながら
左右の乳首を交互に吸われてしまう。

ピンっと…立っている乳首を
指先で弾かれてしまって。

「んぁあ…んッ…」

それまで抑えていた声が
口から漏れてしまって居て。

ピンピンっと先の突起を
何度も続けて弾かれてしまう。

口を押さえようとした手を
頭の上でまとめ上げられてしまって。
手で口を塞ぐ事ができなくなってしまって。

その状態で片方の乳首を吸いながら
直哉の手が…スルスルと身体を
滑り降りて来て太ももを撫で回す。

声を出せないからダメとも言えず
首をブンブンと左右に振るが
こっちが止められないのも
楽しんでいる様な顔をしていて。

スルスルと…太ももの間に
直哉が手を滑り込ませて来て
スリスリと鼠経を前後になでられる。

じんわりと…アソコが熱くなって
濡れて潤って来るのを感じる。

こっちの腕を封じたままで
直哉の手がワサワサと
恥丘の陰毛を猫の頭でも
撫でる様に撫でつけて来て。

陰毛の茂みを指先がかき分けて来て
その下に隠れている小さな突起を
直哉の指先が探り当てて探し出して来る。

「んんんっ！！んン゛ぅ～～ッ」

声を押し殺そうとして、うめく様な
そんな…声になって漏れて来る。

クリトリスを弄りながらチロチロと
舌先で胸の突起を弄ぶ様に舐めて来て。
敏感な場所を一緒に責められて
イっちゃダメ…なのに…気持ち良くなって
イキたくないのに…、今にも
イってしまいそうになって居て。

「んふ、んんんぐッ、ふ…んっ…
ん、んんん゛――――ッ！！！」

声を…上げてしまわない様に
抑えながら…イってしまっていて。
クチクチクチと…イッたばかりで
敏感になっているクリトリスを
そのまま指で責め続けられてしまって。
ガクガクと腰を揺すりながら
はイってしまっていた。

「……んんんっ、はぁ、あぁ、
んんっ、ああぁああっん！」

『アカンやん…、普通に
喘いでしもてんで、自分。
１回イってしもたら、声…もう
我慢できへんなってしもたん？
ちゃんは…感度ええもんなぁ』