第8章 8
「え?青子?、、なんの話?………あ!青子が好きな人が居るってこと?やだ!ゆり!ないない!今は友達と楽しくおしゃべりして、あとは幼馴染の2人がいればそれで充分!」
(みんなが誕生日をお祝いしてくれて。青子はそれが1番の幸せだよ♪)と言い切り店員さんを呼んでドリンクのおかわりをしていた
青子が
快斗を好きじゃない?!
え、でも
まだ芽生えてないだけ?
それとも気づいてないだけ?
頭の中が混乱しながらも、(そうなんだ)と返した
次の日
ブルーパロットにて快斗とインカムが繋がった状態で仕事をこなす
「そのゴム風船、落としてからスイッチを押してね。膨らむまでが早いから」
自身の作った風船のぬいぐるみについて説明すると(わぁかってるよ)と返事が来た
「気をつけて」
と言うと、(あぁ!)と返す快斗もといキッド
暫くするとインカムから銃声が聞こえた
「忠告し、、、ずだ、宝、、に、手を出、、と、久し、、、な。怪盗、、ド、いや
黒、盗一と言、、、が良い、かな?」
インカムは外の音が拾いづらく全部は聞こえなかった
ただ快斗の正体を盗一パパと勘違いしている?ことと、その後の内容からすると盗一パパの死の原因に関わっていそうな雰囲気を出していた
緊迫感に生唾を飲み込む
「一つだけ、教えてくれ!お前たちは何故宝石を狙うんだ」
「ふっふ、、、、ふ。この、、石があ、と手に入、ら、、ぜ」
「何がだ!!」
「永、、の時が、」
「永遠の時?」
永遠の時
なんだか聞いた事あるような
そんな風に思ったのはもしかたら前世の記憶なのかもしれない
「貴、、には俺か、プレ、、、してやろ、。あの、、いう、永遠の、、をな!」
その後銃声が聞こえ快斗の堪えるような声が聞こえ思わずギュッと両手を握る
「か、快斗!……やだ!!」
涙が溢れる
やだ
死なないで