第5章 5
動物園当日
ガチャ
「おはよー!ゆり♪」
玄関のドアを閉めると外にはすでに青子が居た
「おはよー。快斗はまだ?」
「うーんそうみたい。、、、、あ!青子忘れ物してきちゃった!ちょっと待ってて!」
「そしたら快斗呼びに行ってくるね」
わかった!快斗の家集合ね!と青子は家に入って行った
そのまま快斗の家に向かいドアに手をかけるがドアは開いていなかったので普段使わないが緊急用に預かっている合鍵で入った
千影ママは今海外旅行中
リビングには居なかったので快斗の部屋まで行く
コンコンコン
「快斗ー?まだ寝てる?」
返事がないのでそっとドアを開けて覗くとぐっすり眠る快斗の姿
手には寝る前まで読んでいたのか本を持っていた
読みかけの本に栞をはさみサイドテーブルに置いて快斗の体を揺する
「おーい。おきろー、、、、全く。いつものやるぞー」
そして優しめにつんつん脇腹を突くともそもそ動いてちょっと嫌がる
全く起きる気配はない
ので爪を立ててぐっと力を入れて突き刺した
ガバっ
「へっ?/////……え、快斗起きてる?離して」
突いた瞬間ベッドに引きずり込まれ抱きしめられた
勘弁して
規則正しい心音の快斗に対して私の心臓はドキドキしている
「快斗?///、、、え、ちょっと?や、やめて?」
快斗は寝ぼけているのか私の頭に顔を埋めてフーッと匂いを嗅ぐような仕草をしながら腰に手を回してきた
「んっ、、、あっ/////起きてよ!、、、あ////」
自身の腰に引き寄せられてあることに気づいてしまった
男性特有の朝のアレ//////
やだ///
この世界にもあるんだ///
朝勃ちってやつ////
焦りながらも冷静に状況を考える
非常にまずい
このまま青子にこんなところ見られたら