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最後のマジック

第4章 4






「あー!青子!こっちこっち!」
待ち合わせの場所に着くと青子を見つけた同級生達が手招きする

「青子可愛いー!」



「あれ?もしかしてゆり?!びっくりした!雰囲気全然違うんだもん!!」
中学の同級生の皆んなは目をぱちくりさせてあんぐり顔


いや、化粧したけどさ

そんな変わらないでしょ

「みんな久しぶりー!私の青子と快斗は相変わらずかな?ww」

そう言うと(そうなんよー!ゆりいないと止める人いなくて本当大変!!)(この前なんか快斗女子更衣室に、、、)

堰を切ったようにクレームが多発したwww



「皆んな、、なんか本当ごめんwwうちの子たちが、、、ひゃっ?!(だーれがお前の子だよ!)」

皆んなに謝ろうとしたら突然後ろから首に冷たいものが
前にもあったなと思って後ろを振り返ったらやっぱり快斗だった



「あー!快斗!おそい!快斗の所為で青子まで怒られてるじゃない!」

そう言って持ってる巾着で殴ろうとしたところをすんでのところでひょいっと避ける

「避けるなー!」
青子がまたも巾着で殴ろうとした時にポンっと音がして巾着が消えた代わりに先程のアイスの半分が青子の手に

「まぁまぁ、これで機嫌直せよな」
(仕方ないなぁ)と青子はアイスでつられたみたい

「それにしても、、今夜の青子はより一層、」
そう言って青子に近づく快斗にちょっと顔を赤くする青子

皆んながヒューヒューと騒ぎ立てるのを見て顔に出さない様にする






大丈夫、大丈夫、大丈夫




こんな事わかってた事だから








「馬子にも衣装だな」

ニシシッとあっかんべをして小走りで逃げる快斗に(こらー!!バ快斗!サイテー!!)といつもの様に追いかけまわす青子

なんだか中学生の頃に戻ったみたい


そんな事を思いながらくるっと振り向いて中学の同級生以外の子達に挨拶を済ませるとまたポンって音が鳴り手には大好きなアイスが





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