• テキストサイズ

最後のマジック

第39章 31











「ゆりちゃーん!!(ガバっ)」
フライトを終え出口に向かっていると千影ママが迎えに来くれた


「お迎えありがとうございます!!千影ママやっと会えた〜♪」
抱きしめ返して2人でぴょんぴょん跳ねる







「プロポーズ受けてくれてありがとう。もうこれで安心ね♪快斗ったら〜。私になにも相談ないのよ?」

とりあえずホテルにチェックインして備え付けのカフェでお茶しながらぶつぶつ文句を言う千影ママ


「で?どんな感じだったの?」

「え?」

「プロポーズよぉ!プロポーズ!」
フフフっと楽しそうに話す千影ママにちょっと思いだして赤くなる私


「やだぁ。そんなに良かった?うちの子」


そんな風に言われ、その後も千影ママの暴走は止まる事なく



洗いざらい吐かされたあと千影ママは満足そうにしていたが私は疲労困憊


















「ごめん快斗……洗いざらい全てを」

「あ、いや。もうなんとなく予想ついてたっつーか」
オンライン電話口でため息混じりにそう言う快斗

「…んで?その紙袋の山はなんだよ」
ジト目で私の後ろに映るショッピングバッグの山を見る


「あー。これ?…千影ママが(とりあえずショッピングよ!ショッピング!!)ってどんどん買ってくれちゃって」
苦笑いで返すと想像通りだったのか(やっぱり)と肩を落とす




「ところで、うまくいきそう?」

「ん?…ああ!問題ねーよ」

今回は蘭ちゃんに扮してコナンくんをシンガポールへ誘拐するみたい


「こっちついたら会えるかなー?」

「どうにか合間ぬってな」

「早く会いたいよ」

「ばっ////今言うなって//」
赤くなって『我慢出来なくなんだろ//』とぼそっと言う快斗



/ 306ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp