第39章 31
ブルーパロット
「つってもよー。どうやってあいつを連れて行くかだよなー」
今回は殺人事件が絡んでる
したがって、快斗はコナンくんをつれていきたいみたい
コナンくんは元は工藤新一だからパスポートもなくてシンガポールでやる空手トーナメントに行けない!と嘆いているところ
「フフフ。坊っちゃま。とっておきのものを用意致しましたぞ」
そう言ってスーツケースを取り出す
「X線スルー特別仕様。中には12時間持つ酸素発生器、長時間体が痛くならないクッション入り。こちらのスーツケースでコナンくんを連れて行かれるのはどうですかな?」
めちゃくちゃ違法だけど
まぁ、こんなの今に始まった事ではない
「おぉっ!いーじゃん!これ!サンキューじいちゃん………あっ♪いいコト思いついちったぁ!ゆり力かしてくれっ!」
ニヤニヤ笑いながら言う快斗
いつものコナンくんいじりが始まってしまった
フライト当日
「んじゃっ!後でな?」
快斗に頭をポンと撫でられ笑顔で搭乗口に向かう
私は一足先に行き千影ママと合流予定
(いってきまーす!)と後ろを向き言うと
「ナンパに気をつけろよ!」
と言うのでイマイチよくわからなくて振り向き首を傾げると、はぁぁ。とため息をついている姿が見えた