第37章 29
神崎宅
リビング
「日本に憧れたヒマワリ展かー。ママも見に行きたいなー」
テレビの[難攻不落!! レイクロック美術館の防犯システムに迫る]の特集を見ながらそう言うママ
「ゆりママ、青子も見に行きたかったんだけど今回のキッドは危ないって言われて行けないの」
今日はママ考案の私と快斗と青子とママ、4人でお茶会
「一回抽選やってみる?」
わくわくしながらそう言うママ
「危ないからやめといた方が…」
めんどくせーからやめろと言う顔をする快斗に苦笑いをする
「あら〜?快斗くんゆり以外にも優しいのね♪」
嬉しそうに言うママ
『いーじゃん。快斗どうせ初日でしょ?』
こそっとそう言うと、はぁぁ。とため息
「私も一回抽選してみる!ね?快斗いいでしょ?」
「うっ////…抽選くらいなら」
覗き込んで聞いた私に視線を逸らしながらそう答える快斗
「もぅ快斗〜。照れちゃって♪どーせ、ゆりとのデートでも悪くないか〜。とか思ったんでしょ」
フフッ。て笑いながらそう言う青子に(うるせーよ///)と返す快斗
結局抽選はみんな見事ハズレ
犯行当日
隠し部屋
「快斗だけ見れるのずるいなー」
変装の工藤新一グッズをまとめながらそう言うと苦笑いする快斗
「ずるいってオメェ」
「わかってる。仕事だもんしょうがないよねー?……その代わり♡」
ずいっと近づきながら鞄を渡す
「な、なんだよ」
「今度最高なデートプラン。待ってるね?」
背伸びをしながら軽くキスするとそのままお尻を持ち上げられて濃厚なモノにかわる
「ん、、はぁ//」
次に離れた時には唇と唇には銀色の糸が繋がる
「…デートな。まかせろ」
不敵に笑って私を置いて出ていく快斗
既に身体は火照って
「もぅ///どうしてくれるのよ////」