第37章 29
青子宅
「ねー!ねー!あれから快斗くんとは順調?」
今日は急遽青子と恵子と女子会
青子パパも居なくて女子トークが止まらない
恵子とは海以来すっかり仲良しだ
「順調?、、かな?//」
「何言ってるのゆり!ずーっとラブラブなのに!」
青子がニヤニヤそう言うので恵子もニヤニヤしだす
「だーって。夜ご飯も3人で食べよ?ってなるといーっつも2人ともくっついて離れないし。この前だって玄関前でキスしてるとこ青子見ちゃったよ〜?」
「えっ?!////うそ?!」
青子に見られるのが1番恥ずかしいかも////
「そっかー!海もすごかったよね!誰か話しかけてくる度にいつの間にか快斗くんが居るし……ゆり愛されてるなーってみんなで言ってたんだよ」
口の中にマカロンを放り込みながらそう言う恵子に思わず赤くしてしまう
「快斗と付き合ってからのゆり、より可愛くなったよね。それが快斗のお陰なら癪だけど」
そう言う青子に恥ずかしさが耐えられなくて両手で顔を隠しながら(ありがとう)と言う
ピーンポーン
そんな時インターホンが鳴った
青子が様子を見に行くとすぐにニヤニヤして帰ってきた
「噂をすればってやつねー」
そう言う青子の後ろにちょっとむくれた快斗が立っていた
「ゆりの家行ったらこっちに居るって言われたから」
そっぽを向いてそう言う快斗
「なんだー?快斗くん照れてるの?」
恵子はニヤッと笑いながらそう言う
「う、うるへぇー///……つか、なんでゆりも顔赤いんだよ//」
「こ、これはね?「快斗くんのこと考えてたからだよねー?」」
被せてそう言われて2人して真っ赤になる私達
「やだーww快斗とゆりったら!普段気づかれてないと思っていちゃいちゃしてるくせに」
青子にそんな事を言われる
「ば!!バーロォ///ほんとうるせーよ……」
「わかったわかったwwいいからゆりをお持ち帰りしてね?ちゃんと優しくしてよねー!私のゆりを♪」
「だーれがテメェのゆりだっ!!」
そう言って快斗に手を引かれるので軽く2人に手を振りながら青子の家を出て隣の快斗の家へ