第37章 29
自室
〜♪〜♪
ゆっくり家で本を読んでいると快斗から着信が
流石にいつもの小型通信機も海を越えては繋がらずこちらにかけてきたようだ
「よお」
「見たよテレビで」
「あー」
「…浮気、してないよね?」
ちょっと不安になりそう言うと
「してねーよ///」
ちょっとムッとする声で言う快斗
「してねーし、、ちょっとゆりの声聞きたくなっちまって//」
そんな快斗はかわくて思わず、フフッ。と笑うと(笑うんじゃねーよ)と返ってくる
「快斗にそんな事言われたら、早く会いたくなっちゃう」
日本いても何日も会えないこともあるのに居る場所が遠く離れてるからかな?
私もちょっと寂しくて
「帰ってきたらすぐ会いに来てね?」
「んだよ。空港こねーのかよ」
「だって。快斗にげるので忙しいでしょ?特に愛しのコナンくん居るだろうし」
(愛しの)に過剰反応し嫌がる快斗
「なーにが(愛しの)だよ………まぁ落ち着いたらゆりの家行くわ」
「ん。わかった……」
そう言って電話を切り本に目を移すが考えることは快斗のことばかり
無事に帰って来てね
快斗