第32章 26
「え?海?」
「そうそう!俺のばあちゃん家がやってる一棟貸しの家が海目の前でさ!良かったら快斗と彼女さん、、あ、ゆりちゃんも是非!」
[ゆりちゃん]にピクッとする快斗はほっといて(私1人だけだよね?女子って)と言った
「あー!確かに!…あれ、そういえば中森と仲良くなかったけ?そんな話前してたよな?快斗」
(あー、まー)と不機嫌ながらも答える快斗
「んじゃあその辺誘ってさ!!……なんだよ快斗。せっかく夏の彼女との思い出に協力してやってんのに。それに見たくないのか?彼女の水着姿!」
ピクッと反応する快斗
いやいや
それは私の居ないところでやってほしい
「……………ゆりが行きたいなら」
暫く長考したのちそう言って私に様子を伺う快斗は行きたい気持ちとちょっぴりまだ不機嫌さが残っていた
「青子も行くなら行きたい!」