第28章 23
快斗宅
カラカラカラ
「ふぅぅぅ、ただいまっと、わっ?!」
帰ってきて早々に突然抱きついて来た私を受け止めながらびっくりする快斗
「あそこまでやるって知らなかった」
[あそこ]というのは先程テレビのニュースで快斗が電車の屋根に乗ってる映像が流れたからだ
「怪我、、ない?」
そう言ってぺたぺた触る私の両手を包み込む
「ねぇーよ。驚かせちまって悪かったな」
そう言ってキスするがモノクルが当たって煩わしそうにする快斗
それをそっと取ってあげる
そして背伸びをして私からもキスすると後頭部をグッと抑えられで濃厚なものに変わる
「ごめん、ゆり。今、俺さっきのでアドレナリン?みたいなの出て抑えききそうにねぇーから」
そう言ってネクタイを緩める
そう考えるといつも下見と予告日の2日間は激しめに抱かれている気がしないでもない
「でも、快斗///明日もあるでしょ?」
「俺がそれ言って止まると思ってんのか?」
そう言って抱き上げられる
「大丈夫。明日のフライトに支障きたさねー程度には加減すっから」
そう言ってベッドに沈められ覚悟を決めるしかなかった