第24章 20
青子宅
今日はみんなでご飯食べよう!と青子が言い出し夕ご飯を青子宅で一緒に作り、今は食後のアイスタイム中
「ねぇ、快斗のやつも食べてみたい。ちょっとちょうだい?交換しよー!」
そう言ってスプーンで掬って口の前に差し出した
「おまっ////場所考えろよ///」
「なに?私が手づから掬ったアイスが食べられないって言うの?」
ほれほれとスプーンで口先をつんつんすると真っ赤にしながらも口を開けてくれたのでそれを放り込んだ
「よし!交渉成立♪貰うねー!」
快斗のアイスを勝手に掬って食べる
「こっちの方が好きぃ♪」
(まーた俺で遊んでんだろ)とジト目で言われた
「……なんだ、お前たちついにくっついたのか」
ふと横に目をやると青子パパ(中森警部)がそう言ってやっとか。みたいな顔をしている
「そうなの!もぅ最初快斗フラれたと思って!良い気味!ってなってたらいつの間にか!」
「それってどういう事だよ青子」
ムッとなって言う快斗にべーっと舌を出す青子
「やっとって////青子パパも知ってたんですか?///」
「えっ?あぁ、快斗くんと青子がゆりちゃんの取り合いでずーっと喧嘩してたからな」
ガハハっと思い出し笑いする青子パパ
「…やだー!///ほんとに知らなかったの私だけなの?」
「だーから、そう言ってんだろ」
ムスッとした態度でテレビの方をチラッと見る快斗
快斗の視線につられて私もテレビを見ると明日のキッドの予告現場の中継が流れていた