第15章 14
あ
千影ママに今日の事知られてるって快斗に言ってないや
「な、なんでゆりなんだよ!////関係ねぇーだろ」
必死に取り繕う快斗に心の中でごめんなさい。と謝る
「なーに言ってんのあんた。今だってゆりちゃんと一緒に居るんでしょ?私のいない隙に女の子連れ込んじゃってほんとに」
「はっ?!、、、え、な、なんで知って?!……………お!オメェだな!ゆり////」
ぐるっと振り向いて私を見る快斗
パソコンの前に来て(やっほー♪千影ママ)と挨拶する
「やだ〜♪聞いてた?ゆりちゃん大丈夫?快斗に悪さされてない?」
わざとそう言う千影ママに(いつも通りです)とにっこり笑う
「やーっと快斗の初恋実って良かったわね〜♪そういえば快斗ちゃんと言ったの?誕生日のあ、れ♪」
そう言ってウインクする千影さんに首を傾げる
誕生日?
なんのこと?
「なんの話?」
快斗に向き直りそう言うと目を泳がせる快斗
「母さん!/////」
「あらごめんなさい。ゆりちゃん、今の話は快斗からその内聞いてね!……それにしても!そぅそぅ!私とお父さんが初めてデートした時はねー!」
そこから千影ママののろけエピソードが始まるのがわかったのか快斗は早々に退散した
私は(聞かなくても良いんだからなぁ?)という快斗に(え!聞きたいの!素敵なエピソード)
と言ってしばらく千影ママとテレビ電話して話しに花を咲かせた