• テキストサイズ

最後のマジック

第15章 14







外に出るとテレビ画面に中森警部がうつっていて怪盗キッドが現れて逃走した事を報道していた



「良かった!快斗はやっぱり快斗ね!」
嬉しそうにする青子


「もう何言ってんの?そうに決まってるじゃない!今日だって快斗、青子の見てないところでセクハラしてきたんだよ?」
告げ口してやると(ば快斗!!サイテーっ!!)と鞄を振り回していた


「ちょっと待ってて!」
ひとしきり殴った後そう言って青子は何処かにかけて行った

「無事に、、おかえり。快斗」
ニコッと笑いながら言うと


「ただいま」と頭にポンと手を乗せる快斗

「やっぱり青子、快斗の疑いを晴らすためだったんだね」
(そうだな、余計な事を)と返す快斗








そしてアイスクリームを3つ危なげな状態で運んでくる青子に慌てて駆け寄り2つ持つ


「はい!青子の奢りだって!」

「快斗の好きなアイスクリームだよ」
そう言って渡すが快斗は(らしくないことすなよなー!)と照れる快斗

「らしくなくても青子は青子よ!」
ムッとする青子

「もぉ、快斗?」
『素直に受け取りなさい!』
つんつん優しめに突くと、はいはい。としょうがないなと言う感じで立ち上がる

「まったく!冷たいんだから!アイスクリームみたい」
青子はプリプリしながら私の隣に座る


快斗はその後私の前に来て跪き私が持ってる快斗のアイスを消したかと思ったらいつのまにか反対側の手に持って美味しそうに食べ始めた

「でも、アイスクリームは。、、甘いんだぜ?」
へへへっとイタズラ成功の顔をする快斗



「なーにが!甘いんだぜ!よ!」
青子はプリプリしてる風でちょっと機嫌は治ったみたい




/ 306ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp