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【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第4章 戦闘訓練






「いやー、なんともなくて良かったな!猫宮!」
『お騒がせしました・・・』

着替えて教室に戻ると切島が話しかけてきた。
そしてホームルームを終え帰り支度をしていると、

【ガタッ】

「邪魔だどけ」

黙って席を立ち、通路をを塞いでいる紬に声をかけたのは爆豪だった。

『あ、ごめん。また明日ね、勝己』
「けっ」
「あ、おい待てよバクゴー!反省会してこーぜ!」
「・・・・」

爆豪は返事をろくにすることも無く教室を出て行った。

「すげーな、あのバクゴーを名前呼び!?積極的なのね紬」
『へへ・・・それほどでも・・・』
「なんか猫宮って馴染むの早いよな」
「あー、なんかわかるかも!猫ちゃん可愛いから和むのかなぁ?」
『一応、人間寄りなんですけど』


名前呼びに反応したのは、上鳴。
続いて切島、芦田が駆け寄り話しかけてくる。

「すごい身のこなしだったわね、紬ちゃん」
『あ、梅雨ちゃん。梅雨ちゃんもすごかったよ!』
「あの応用力、賞賛に値しますわ。私、八百万百と申します。お見知り置きを」
「今度俺のダークシャドウと手合わせして見ないか?俺は常闇踏影だ、よろしく頼む」
「あ、俺ともやろうぜ!砂藤力道!」

わいわいと人が集まってくる。

『う、うん!猫宮紬です!よろしく!猫宮ってなんか見た目そのまんまで恥ずかしいから名前で呼んでくれると嬉しいかな』

まだ自己紹介を済ませてなかったメンバーに挨拶を済ませる。
そこからしばらく反省会が続いたが、少ししてリカバリーガールの元で休んでいた緑谷が帰ってきた。


「おお!緑谷きた!おつかれ!!!いやぁ何言ってっか全然わかんなかったけどアツかったぜ、おめー!!」
「へっ」
「よく避けたよー!」
「一戦目であんなのやられたから俺らも力入っちまったぜ」

矢継ぎ早に話しかけられてオロオロする緑谷。
だが爆豪のことを思い出したのか、帰ったことを聞いた緑谷は慌てて教室を飛び出して行った。

『さて、私もそろそろ帰ろうかな!おつかれー!』

「「「おつかれー!!!」」」

何人かと別れの挨拶を交わし、教室を出る紬。
入学当日同様、濃厚な1日が幕を閉じた。






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