• テキストサイズ

【ヒロアカ】転生した先は猫人間でした【爆豪】【轟】

第17章 意外な勧誘





脳内に引っかかったままの違和感を残しつつ、夏休みが明けてから3日経った日のこと。

「ご迷惑おかけしました!!」

「デクくん、オツトメごくろうさま!」
「オツトメって・・・、つか何息巻いてんの?」

気合い十分と言った感じの緑谷が謹慎を明け、今日から授業に参加できるようになった。


「じゃ、緑谷も戻ったところで本格的にインターンの話をしよう。入っておいで」

「「「?」」」


[ガラッ]


「職場体験どういう違いがあるのか、直に経験している人間から話してもらおう。多忙な中都合を合わせてくれたんだ心して聞くように。現雄英生の中でもトップに君臨する3年生3名・・・。通常ビッグ3の皆だ」

相澤の紹介で天喰、波動、通形の3人が教室に入る。

『(・・・・???)』

三人の顔を見た瞬間、今まだ抱いていた違和感が確認に変わった。
おそらくキーとなる人物たちのはずだが、一切その顔に見覚えがない。

「じゃ手短に自己紹介よろしいか?天喰から」

「ーーー・・・」

鋭い眼光でクラスを見渡す天喰。
しかし次の瞬間発せられた言葉は意外なものだった。

「駄目だミリオ・・・波動さん・・・。ジャガイモだと思って臨んでも頭部以外が人間のままで依然人間にしか見えない。どうしたらいい言葉が・・・出てこない・・・。頭が真っ白だ。辛いっ・・・。帰りたい・・・!」

『(こんなクセのある人忘れるわけないよな・・・。やっぱりこの先は読んでなかったのかな)』

ネガティブ思考をそのまま言葉にして壁に向かって喋り出す天喰。
そんな逆サイドにインパクトの強い天喰を目の当たりにしてもピンとくる気配のない紬は考えることをやめこれから行われる授業に集中することにした。


『(とにかく今の私にできること、全力で・・・)』





/ 158ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp