第24章 春高一次予選開始!
『おめでとうございます!』
「やりましたね!」
「おー、応援ありがとな!心強かったよ」
「鈴木ウェーイ!」
『ウェーイ!』
「やっちゃんウェーイ!」
「ウェ…ウェーイ!」
『日向くん、どうだった?2mの高さは』
「すごかった!…でも、おれも戦えた!」
『2人の速攻に相手の高さは関係なかったね!』
「うん!さらばフジクジラ!」
「まだ言ってるよ」
「何度でも言う!」
『影山くんも絶好調だったね』
「ああ、イイ感じだった」
「よし、じゃあ着替えて帰る支度するぞ」
「「「オース!」」」
私たちが荷物置き場に向かって廊下を歩いていると、突然後ろから女子の声が響いた。
「飛雄ーっ!」