第23章 止まり木
「あ〜、お疲れさま」
お風呂から上がって私たちが教室に戻ると、梟谷の白福さんに声を掛けられた。そこには烏野以外のマネージャーが揃っている。
『お疲れ様です!すみません、夜の当番を代わっていただいて』
「ううん、気にしないで!烏野は自主練のサポートがあるんだし」
「あっ、ありがとうございます!」
「ねぇ、それよりさ…合宿もそろそろ終わっちゃうことだし」
「「『?』」」
「ガールズトーク、しよ」
生川の宮ノ下さんがそう言ってパチンッとウインクをした。私たちは荷物を置いて、お菓子を囲みながら座った。