• テキストサイズ

【HQ】初恋に溺れて息ができない【影山飛雄】

第19章 能ある烏は翼を隠す


烏養 side


「………っ、」


すると、リベロの女子がトボトボとコートを出た。


「あー…その、リベロの」

「…はい」

「多分な、君のレベルがどうとかじゃねえんだと思う…こいつの今のサーブはこっちの西谷が闘志燃やすレベルだったからよ」

「おう!鈴木、超燃えたぜ!」

『あっ…ありがとうございます!』



「……あの、鈴木さん」

『はい』

「参考までに、鈴木さんのレシーブを見せてもらえませんか?」

『……あ、えっと』


「たしかにお前のポジションはリベロっつーご指名だったのにサーブ打つだけってのも不公平だよな」

『ちょ、コーチ…!』


「誰か女子でサーブ自信あるヤツいるか?」







女バレ連中は自信がないのか、誰も前に出ようとはしなかった。
















「あの、俺打っていいスか?」




/ 642ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp