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現代版おとぎ話

第7章 鶴の恩返し〜地元に貢献した8年間


私は武将隊の仲間として楽しくも忙しい日々を送っていた。
この日は舞の練習をすべく仲間達と練習場に出向いていた。

ラジカセで音楽をかけながら一つ一つの動作を確認していく。舞を舞う時は大きく煌びやかに見せなければならない。
邁進することを心がけて私は一心不乱に踊った。
それは家に帰宅してからも続いて練習を頑張った。もちろん、舞だけではなくセリフもあり歌もあり告知もある。告知をするために色んなお店に出かけてスイーツを食べる日々。どんなに甘いものを食べてもあまり太らないのは毎日のように舞を舞って踊りを頑張っているからに違いない。

「これくらいやればいいかな。」
と思えるところまで日々、頑張る。そして頑張った後の食事や入浴を終えるとやっと一息つける自由時間だ。

自由時間の間に他の武将隊のチェックも必ず行う。遠征先で会うかもしれないから名前くらい覚えておきたいのだ。そのためにびっしりとノートに書いて色んな武将隊に所属している方々の名前を書き出して3年になるがまだまだ知らない武将隊も多く中には過ぎ去った方もいてややこしくなるので毎回、色んな武将隊のオフィシャルサイトをチェックしなければならない。これも勉強のうちだと言い聞かせて私は頑張った。でもこれって自由な時間なんだろうか?と思う人もいるかもしれないけれど私は武将隊に入ってからますます武将隊のことが好きになったし、他の武将隊のことも興味が出てきたのだ。こうして勉強に更けて夜は過ぎていく。

そろそろ寝る時間になり、歯を磨いて布団に入る。それではみなさんおやすみなさい。
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