第2章 好きになったきっかけ
hrt:『jnー? 服 どこに しまっているの?』
jn:『あそこの棚に しまっているよ。』
hrt:『あ… あったわ。はい、服 持ってきたよ。』
jn:『ありがと。俺 しんどいから 着させてくれない?』
hrt:『仕方ねぇーな。はい 上から 脱いで…』
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jn side
ライブがある日は、皆がいる楽屋で 普通に 着替えれるのに…
中々 服を着させて貰う事なんてないから 正直 恥ずかしい。
やばい。今でも 自分の顔が あつくなっていくのが 分かる。
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hrt side
hrt:『jn。ズボンは 自分で はいてね。』
jn:『うん。hrtくん ありがと。ごめんね。』
ぐったりとしているjnが、本当に 辛そう。
良かった。あの時、無理にでも 止めておいて…
確か 来週、2日間 offだった気がする。
来週の2日間、jnと 旅行にでも 行こうかな…
jnには 笑顔でいて欲しいし、jnを 誘ってみるとするか。
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hrt:『jn。ちょっと 良いかな。話が あるんだけどさ。』
jn:『何? どうしたの?』
hrt:『来週 2日間の offを使って、旅行にでも行かね?』
jn:『旅行? hrtくんと 2人で?』
hrt:『うん。久しぶりに 温泉でも行く?』
jn:『え!行きたい!行きたい!』
hrt:『じゃあ、決まりだな!今は 安静にしとけよ。』
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気づけば 時間は、午後9時を 過ぎていた。
hrt:『もう こんな時間か… 俺 そろそろ 帰るわ。』
jn:『今日は ありがと。気を付けてね。』
hrtくんが 部屋を出ていくと、静まりかえった空間に 包まれた。
来週は 2日間 offがあるし、元気になるまで 安静にしてよ。