第11章 休日
その数分後、影山くんから返信が来た。
[きのうあいさつされなかったから
かぜひいたのかと思った。]
そ、そういう意味だったのか。
意味がわかった私と仁花は、あることに気が付いた。
「「挨拶されるの待ってた…ってこと?!?!」」
私からの連絡を待ってくれた時間が少しはあったということだろうか。
そんな淡い期待を抱いてしまいそうになりながら、私は返信をした。
[ごめん、昨日携帯いじらなかったんだぁ〜
連絡待っててくれたの??]
少し攻めすぎただろうか。
それでも知りたかった。
影山くんが少しでも私のことを考えてくれたのか。
すると少しして返信が来た。
[さんからのあいさつ、朝ってかんじする]
「なんだそれっ」
クスクスと笑いながらも、なんだか嬉しい気持ちになった。
仁花にこの気持ちを共有しようと仁花の方に顔を向けると、仁花は震えていた。
「……仁花??」