第11章 休日
「〜、朝だよ〜〜」
「んん〜…」
重たい瞼を一生懸命開け、声のするほうを見ると
おはよう、と、仁花が笑っていた。
「私トイレ行ってくるね」
「いってらっしゃい〜」
御手洗へ向かった仁花を横目に、大きな欠伸をしながら携帯を手に取った。
昨日携帯を確認することなく眠ってしまったことを思い出し、何か大事な連絡が入っていないか確認するためにメールを見た。
[新着メール 1件]
「ん?」
お母さんかなぁと、メールを確認したが
携帯に表示された名前は母ではなく、影山くんだった。
「えっ?!?!」
慌てて携帯を確認すると、20時頃にたった一言
[げんきか?]
と、いう文が送られてきていた。