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二作目 宍戸真二

第1章 本編


宍戸真二は、母親は、4歳の時に病気で他界。
それ以来、父子家庭として、父親に育てられた。

家庭の事情で、幼稚園や保育園には、通っておらず、
彼の学歴は、公立の小学校から始まっていた。

しかし、何もしていないにもかかわらず、
イジメに遭ってしまい、
それ以来、不登校には至らなかったものの、
邪気眼中二病を発症してしまい。
周囲をドン引きさせてしまう。

そして、公立の中学校を卒業するまで、
彼に友達はいなかった。
中学時代、髪型は、ザンバラ状態だった。
担任の先生との折り合いが上手くいかず、
毎日のように、生徒や担任に暴力を振っていた。

そして、魔導書を、書き始めて、
黒魔術グッズも、この時から、集め始めていた。
その頃から、自分の手がボロボロになっていた。

言葉遣いも、邪気眼中二病の言葉だった。

死にかけていたこともあった。
だが、父の懸命な、看病によって、
一命を取り留めたのだった。

そして、真二の両腕に、白い包帯が、
巻かれるようになった。

どんな時でも、決して、外す事は無かった。
右腕は、邪気眼中二病で、シルバーリングをはめている。
左腕は、イジメを、それぞれ、表している。

その影響で、成績不振に陥り、
中学時代の同級生を避けるべく、
中学時代の同級生が、誰一人として通っていない、
神山高校夜間定時制に入学した。

かつての自分を封印して、捨て去り、
高校生になってからは、
普通に卒業まで、過ごすと誓ったのだった。

しかし、現実は上手くいかなかった。
何故なら、ボッチだった。
イジメこそ、受けてはいなかったものの、
話し相手が、一人もいなかったのだった。

その頃から、SNSに没頭するようになり、
えななんと言う、絵師に憧れを持つようになった。
それ以来、えななんの絵やイラストに、
フォローや、いいねを付けるようになった。
彼にとって、えななんの絵やイラストを、
見ることが、生きがいでもあった。
その、えななんが、宍戸真二の彼女、
東雲絵名という、クラスメイトだった。
彼女の存在に、気づくのは、
二年生になってからの時だった。
宍戸真二にとって、東雲絵名は、
大切な恋人、他に何て言われようと、
真二は、絵名だけを、愛し続けられる。
そして、宍戸真二は、東雲絵名を救うべく、
今日も生きていくのだった。
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