第2章 平凡ライフ
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昼休み
魅錵は図書室に行った
図書室は静寂に包まれていて落ち着けるから好きだ。
カウンターで本を返し、次に借りる本を選びながら奥へ奥へと入っていく。
僕の学校…無駄に本が多いんだよなぁwまぁ、多い方が助かるし、選びがいもあるし。レパートリー多いから参考になるし。
魅錵がある本棚の隅の方に置いてあった本に目をつけた。
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あれ…?そうとう古い本ががこんな所に…。かなり真っ黒…
魅錵が手に取ったのは黒く煤けた本だった。表紙が薄くなって見えなくなっている。
前ここに来た時こんな本があったっけ…?僕が気づかなかっただけかな…?かなりここの図書室来てるけど……。
面白そう…借りてみよう。
他にも数冊本を借りて教室へ帰った。
これが後後大変な事になるとは、思ってもいなかった。
(家に帰ったら読もう。)
(その前に宿題か…。面倒くせぇ……)