第4章 ん?は?え?
ひょーえー…。微妙に違和感はしていたものの小ちゃくなってたのか。
「んでお前は此処で何をしていたんだ」
……………何て言おう。
「…。」
「あー、訳はわからねぇが家無いのか?」
あんまり口で伝えるのは得意ではないのでコクッっと頷いた。
やっぱり正直に…、いや、それは兎も角後。
「所謂孤児ですかね。」
「…チッ」
舌打ちしたけどスルー。
「こんな所に置いて行くわけにも…ブツブツ」
小声でなんか言ってるけどスルー
「おい」
話しかけられたけどスルー
「おいって言っているんだがな」
これもスr…って
「ふぁい?!」
わお、噛んじゃったじゃんか。痛え…とか思いながらサソリの方を見る。