第7章 12歳年下の彼に看病される話
おっぱいから降りて来た手が
巴の身体を這いながら、
下へ下へと降りて行って。
ぬるぬると…陰毛の所に
ボディーソープを塗り付けて来て、
陰毛を使って泡立てられてしまう。
泡の付いた指で
アソコも綺麗に洗われてしまって。
ビクビクっと身体を巴は
跳ねさせてしまって居た。
『流石に…ここで…は…
今は…止めといた方が良さそうですね。
さ、身体も綺麗になりましたし。
一緒に朝ご飯にしましょうか?』
朝からパジャマを洗濯に回して。
新しいパジャマに着替えて。
彼が用意してくれていたお粥と。
牛乳寒天で朝ご飯にして。
貰っていたトラネキサム酸を飲んだ。
ずっと…寝てた所為なのか…
横になってるのが、逆にしんどくて。
マットレスの上でヨギボーに
もたれ掛ってる彼に寄りかかって。
港斗君は…プライムビデオで。
映画をゆっくりとコーヒーを
飲みながら観ていて。
私の頭をよしよしと時折撫でてくれる。
私は…熱の所為なのか
瞼の辺りが腫れぼったい感じで。
画面を長時間見てるのがしんどいので。
時折…彼に持たれたまま
ウトウトしたりして。
べったりと…くっついたままで
土曜日の午前中は過ごした。
お昼ご飯には…港斗君が、
鍋焼きうどんを作ってくれて。
私が食べやすい様にくたくたにした
鍋焼きうどんを食べて。
牛乳寒天ばっかりじゃ
飽きますよね?と…
スーパーでお昼の鍋焼きうどんの
具材を買いに行った時に
ハーゲンダッツを買って来てくれて。
ストロベリー味のを私が食べて、
彼は期間限定の
イタリア栗のタルト味を食べていたので。
「どうですか?巴さん、
僕のも味見しませんか?」
そう言って自分が使ってる
スプーンですくったアイスを
こっちに差し出して来たので。
ぱくっと…促されるままに食べてみると。
栗の濃厚な香りが、口の中に広がる。
普通だったら、こんな感じにして
インフルの人と…仲良く
アイスをシェアして
食べるとかって発想には
ならないだろうなって。
「美味しい…」