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12歳年下の彼に溺愛される話

第7章 12歳年下の彼に看病される話


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『ーーさん?
ー…さん?…巴さん…』


何だろう…名前…誰かが呼んでる。

私の事…呼んでる声がする…。

自分の事を呼ぶ声が聞こえて、

巴が目を醒ますと。

目の前に彼の顔があって。

こっちの顔を

至近距離で覗き込んでいる

港斗君と目が合ってしまった。

『あ、ようやく目が
醒めましたか?さ巴ん
あんまり、呼んでも起きないから、
えっちな悪戯でもしちゃうかと
そんな風に思ってましたよ
…って言うのは冗談ですけど、
どうですか?身体の調子は…』

「あっ、かっ…身体の調子…ッ?」

『熱…まだありそうですか?』

「ねっ、熱?あ、ああ…熱ね…
熱は…夜中に目が醒めた時に…
測ったら9度3分あったから…、
お薬飲んだよ。多分…まだ…
お薬効いてる感じするから…
身体…楽な…感じがするかな…」

時刻は…翌日の11月11日の
朝の8時を過ぎたぐらいの時間で。

『あのッ…巴さん…そのっ
昨日って言うか…今日の夜は…
熱があるのに…巴さんに
無理をさせてしまって…ッ
その…身体…は…、大丈夫…ですか?』

「………ッ…、あ…えっと…ッ、
身体は、…その…大丈夫…みたい…」

『薬が効いて熱が落ち着いてる間に、
朝ご飯の前に、先にシャワーしますか?
その…身体…洗いたい…ですよね?』

「うん…シャワー浴びたい…かな…ッ」

『僕も…ついでに、
シャワーを浴びたいので…
お手伝いしますよ?巴さん』

そう…申し出て来て。
彼に…シャワーを浴びながら
身体を洗われてしまって居て。

「じっ…自分で…洗えるから…ッ
洗わなくてッ…、大丈夫…ッ」

『ダメですよ、巴さん…
僕が…お手伝い…するって
さっき、言ったじゃないですか』

泡を乗せた手を身体に滑らせて
彼に身体を洗われてるのに、
勝手に身体が反応してしまって。

「んぁ…ん…ッ、ダメッ…」

『おっぱいの先ばっかり…
洗うなって事ですか?』

泡が付いた指先で、
胸の先の突起を扱かれてしまって。

洗ってるだけと…彼は言うけど、
愛撫されてる様な気がする。


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