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12歳年下の彼に溺愛される話

第104章 彼と私の8月26日 ―夜―



確かにこれだけだと…
えっちなコスプレ感が凄いけど
このチュールのパニエを
短すぎるスカートの下に履けば
ちょっと長さが…長くなって。

えっちなウエディングドレス風の
下着から、ミニのえっちな
ウエディングドレスのコスプレに
クラスチェンジできたような気がする。

ベッドルームの方を
支度を終えて覗いてみると
彼がベッドの上で真っ赤なバラの
フラワーシャワーをして遊んでいて。

『巴…、待ってましたよ。
こう言うの…出来ますよね?
フラワーシャワーって言うの…』

そう言いながらベッドの上の
花びらを両腕で集めて
豪快な感じのフラワーシャワーをして
こっちに見せてくれて。

『あ、そうだ。巴、ここに来て、
僕の隣に寝ころんで下さいよ。
寝転んで下から見上げたら
きっといい感じに見えませんかね?』

そう言ってまた…かき集めた
バラの花びらを彼が
豪快に散らして見せてくれて。

このバラの花びらは…
生花じゃなくて造花だけど。

「これで…どれぐらいあるの?」

『これですか?これはAmazonで
3000枚で、1000円位で
値段は安いんですけど
なんか100枚ぐらいずつ
くっついた状態で届くんで…』

そのくっついた花びらを
自分でバラバラにする作業を
しないとダメみたいで…。
葵ちゃんと小林君にもちょっと
手伝って貰いました…と言っていて。

またあの2人にお礼を言わなくちゃって
そんな風に思ってしまったんだけど。

でも生花と違って造花の
フラワーペタルなら、前もって
準備もしてもしおれたりしないし。
こっちの方が軽いから
フラワーシャワーにした時に
綺麗にヒラヒラするだろうなぁ~って。

そんな事を考えていると、
視線を感じてハッとした。

『えっちな花嫁さん姿の巴さんを
堪能できるのも、旦那さんである
僕だけの特権ですよね?
ちょっとそのドレスは、余りにも
コスプレって感じがし過ぎてて、
安っぽい感じがしたんで。
それ…足したんですけど…
それがあると、元々の
短すぎるスカート部分が飾りの
装飾みたいになって…豪華になりますね』

と言いながら…オプションの
パーツであるチュールスカートの
上から…巴の太ももを
なでなでと港斗が撫でて来て。


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