第2章 幼い思い出
鬼蜘蛛「ここの水美味しい!」
私は頷き岩に腰掛けて言う。
あんず「お昼にしましょう」
鬼蜘蛛君も私の隣に腰掛けて、藁で包まれた物を解き三角の白い物が現れる。
私も同様に解き三角の白い物が現れて、鬼蜘蛛君は手でそれを口に入れて食べる。
同じように口に入れた瞬間、今まで食べた物よりも美味しい!
あんず「美味しい! 鬼蜘蛛君おにぎりって言ったけ?」
鬼蜘蛛「そうだよ」
あんず「初めて食べた! 美味しい!」
鬼蜘蛛君はまた『かーちゃんに頼むね』と約束してくれた。
その後私たちは、頻繁に遊んだ。