第4章 初めての実践任務
あの後悠仁君は特秘死刑にされちゃったんだけど、五条先生のおかげで執行猶予が着いたらしい。
悠仁君も宿儺の指を全部取り込んでから死刑になるって言う選択をしたみたい。
なんだか複雑な気分になっちゃう。
今から悠仁くんは校長先生と面談するらしい。
恵くんは治療を受けて今ぐっすり寝てるところ。
早く良くなると良いなぁと思いながら五条先生と悠仁くんと歩く。
「面談ってどんな感じ?」
と五条先生に聞いている。
『下手打つと入学拒否られるから頑張ってね』
「そうだよ、悠仁くん私も1回不合格って言われたの」
私も面談を思い出して苦笑する。
「え?!まじ?緊張してきた…」
すると悠仁くんのほっぺたにもう1つ口が現れた。
「なんだ、貴様が頭では無いのか、力以外の序列はつまらんな」
その口を塞ぐようにパーン!と勢いよくほっぺたを抑える悠仁くん
「すまん、たまに出て来ちまうんだ。」
『愉快な身体になったね悠仁、』
すると次は手の甲に出てきてしまった。
「おい、紅眼の姫、今世での名前はなんだ?」
え?といきなり話しかけられたのでびっくりする
「早く応えろ。喰っちまうぞ?」
と脅される。
「み、水姫、夏梨です。」
「ほぉう、また良い名前だな」
『夏梨、あまり会話をしない方がいいよ、』
「あ、ごめんなさい」
『悠仁ちゃんと引っ込めといてよね〜☆』
「おう!気をつけるぜ先生!」
私はこの後先輩と体術の稽古があるのでその場を後にする。
悠仁くん私とも明るく喋ってくれて良い人だと思った。
面談合格して、同級生になれるの楽しみにしとこ!