第4章 初めての実践任務
「仮に器だとしても、呪術規定に乗っ取れば虎杖悠仁を処刑対象、です。」でも…
「”死なせたくありません”」
そうはっきり断言した恵みくん。
それを見て、真面目な恵くんがここまで言うのだから彼はとても良い人で、救うべき人なのだろうと思った。
「五条先生私からもお願いします!」
『それは私情?』
「「はい、私情です!」」
恵くんと言葉が重なる
恵くんはその後に「何とかしてください」と付け加えた。
五条先生はニヤリと笑って、
『可愛い生徒の頼みだ任せなさいっ!』
と親指を立てた。