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呪術廻戦〜清澄と呪〜

第4章 初めての実践任務


〜伏黒恵side〜
特級呪物だぞ?!猛毒だ、確実に死ぬ、だが…万が一…万が一!

すると虎杖の手の爪が鋭くなり、呪霊を払った。

顔には紋章が浮かび上がっている。
ケケケ、ゲラゲラゲラゲラ

と君の悪い笑い声をあげる。

「やはり光は生で感じるに限るな!!」

(最悪だ、最悪の万が一が出た…)

特級呪物が受肉しやがった!

ゲラゲラ、「呪霊の肉などつまらん!女は何処だ!」
「いい時代になったのだなぁ女も子供も蛆のように湧いておる。」

素晴らしい!鏖殺だ!

と叫ぶ、すると自らの手で首を絞め始めた。

「お前、なぜ動ける」

「なんでって、俺の体だし、」

(阿修羅男爵みたいになってない???)

1人で2人分の会話をする虎杖を呆然と見つめていた。

(ダメだ、抑え込まれる…)
スっと顔の紋章が消えた。

すると後ろからいつ聞いても心が穏やかになる声が響く。

「恵くん!大丈夫?!」

(か、夏梨!なぜここに!)

まずい、今来ては行けない。

「夏梨!そこにいろ!」

そう叫ぶと、走って来ていた夏梨が立ち止まる。

それを見て少し安堵し、虎杖の方に構え直す。

「虎杖悠仁、お前を呪術規定に基づき、お前を呪いとして払う!」

「いや、なんともねーって、それより伏黒も俺もボロボロじゃん。早く病院行こーぜ」

と喋り出す。

「今喋ってるのが呪物が虎杖かどっちかこっちはわかんねーんだよ!」

すると目隠しの長身
五条先生がスっと横に現れる、今どういう状況?

「五条先生?!」

五条先生の出現とともに止まっていた夏梨も走りよってくる。

「伏黒くん大丈夫?!ち、出てるよ!」

アワアワと慌てる夏梨にこんな時でも頬が緩む。
夏梨は傷を見るために近づく、

(ち、近い)
照れるからやめて欲しいのでそっぽをむく。

すると五条先生に呪物は見つかったか?と聞かれた。
その間も夏梨は不安そうに他に怪我がないかまじまじ見てくる。落ち着かない。

すると悠仁が口を開いた。

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