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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第6章 ビンタ、フェラ、首絞め、失神



黒尾さんの焦りのなさから、おそらく気を失っていたのはほんの2、3秒だと思う。
それでも、その失神から異常に高い波が襲いかかって来て、甘くなった黒尾さんの声だけで達してしまいそうだ。
「っあ!ひ、気持ちいいの!また、またきた!んああ!」
「またイくの?雑魚まんこのも大好きだよ、ほらイイとこ突いてやるからおねだりしな。」
「んっぅ!ふぁ、あ、てつろ、おねがい!しきゅうがへんなの…、たす、けて!は、あ!子宮がぁっ、気持ちよくなりたいってあついの!鉄朗のちんちんで子宮黙らせてくりゃさぃ!」
「は、きっと孕むまでうるさいままだよ。イくの勿体無いけど中に出してあげるから受精の準備して」
「て、つろ、てつろう、大好き、精子ちょうらい!ん"あぁっ!子宮にいっぱいせーしのませて!」
普段の自分からは絶対に出ないであろう台詞がだらだらと溢れて来て、恥ずかしいとか照れ臭いとかそんなものは二の次で本能のままにどうしようもなく歪んでいびつな愛をくれる彼に抱きつく。
「ほらイけよ、ご褒美だ。わるい子のちゃんっ!」
「や!あ!イく!イ、あ、ああああぁ!!」
ギリギリまで引き抜いたそれをごちゅん!と音がするほどに叩きつけて口を開けた奥壁にどくどくと熱を流し込んで、その熱さに、欲しかった刺激に、ようやく満たされたうずきが鎮静化していく。
肌のぶつかり合う音が響いていた室内が静かになってお互いの整わない呼吸の音が聞こえるようになるこの時間がけっこう気に入ってたりする。
「てつろう、すごい、気持ちよかった。」
「おれも。」
互いに肌を撫で合って好きなところにキスをして眠りにつくまでの間だけ鉄朗と呼ぶ。
目が覚めたら恥ずかしくて、黒尾さん呼びになんとなく戻す。
だから今だけ。今だけは、事後の後の勘違いしそうなほど甘ったるい時間だけは勘違いに身を任せてみるのだ。
だってこのご主人様が楽しそうにそれを演じているのだから、私も恋人ごっこをする義務がある。瞼が重たい。カーテンの隙間がうっすら白んでいて、朝を告げる。もう少し、あと少しお互いの瞼が閉じないことを願って名前を呼んで愛を囁く。
「鉄朗、大好き」
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