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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第3章 拘束、イマラチオ、中出し



合コンの時も愛想は良かったが、聞き役に徹していたしこんなふうに無邪気に笑ったりもなかったので少しは心を開いてくれたのかと思う。
セックスの時はあまり分からないが、座った時の姿勢も相変わらず良いし運ばれてきた料理を口に運ぶ所作も見ていて気持ちの良いものだ。ほっけの開きを綺麗にほぐす手つきも、空いた皿をさりげなく片付けるのも出会った頃と変わらないので猫をかぶっているのではなく、日々そうやって丁寧に生きていて身についたものなのだろう。
年もそんなにかわらないはずなのに敬語を崩さないところもなんとなくらしい。
そんなふうにを観察しながら酒を煽っていると段々と視界がぼやけてくる。
「黒尾さん次何のみます?同じのでいいですか?」

「黒尾さん?聞いてます?」
「ウン。酔った…」
「えぇ!大丈夫ですか?」
「ちゃんペース早すぎ…」
もう少し胃に何か入れてから呑むべきだったし、メニュー表の酒を制覇する勢いで注文するにペースを引っ張りあげられたからかもしれない。
実際に飲んでる量はいつもとあまり変わらないはずなのにふわふわする思考回路。幸い早めに異変に気づけたので嘔吐感はない。
「お冷とかおしぼりいりますか?」
「いらない。ねぇ、こっちきて。」
どうしたんですか?とテーブルの向かいから焦ったが近づいてくる。
俺の隣で膝をついて、背中をさすりながら心配そうに覗き込んでくるの手を引っ張って腕の中に閉じ込める。
「え、あの。ちょっ、黒尾さん…?、?」
驚いて固まるに「えっちしたい。」と耳元で囁くと「さっきしたばっかり…」とも小声で返事をする。
「だめ?」
「だめ、じゃ、ないけど…。」
「ちゃん。」
「っ…はい、」
「えっちしよ。」
「ーはい。」

の返事を得られた事で腕を緩めて解放すると
「お会計してきますね。待っててください。」.と行ってしまったので、タクシーを呼ぶことにした。
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