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【R18】共依存【黒尾鉄朗】

第3章 拘束、イマラチオ、中出し



少し血の味がする。
足の傷具合を確認しながら「吸血鬼ですか?」とちょっと不機嫌になってしまったに「歩くたびに擦れて、痛くなるたびにおれのこと思い出せばいいと思いました。」と言ってみればはぁとため息をつかれてしまった。「つぎは痕が消えちゃう前に会おーね。」そう言って今つけたばかりの1番小さいあざをトントンと指差してやれば、は目を見開いて驚いていた。反対の足につけた大きい痕と見比べながら顔を赤くしてコクリとうなずく。

「シャワー行こっか」
前回と同じようにが先にシャワーを使って、俺は湯船に浸かる。
前と違うとこはしっかりと寝たこともあって会話が増えた事だ。
「このあと飯行かない?」
「いいですね、お腹すきました。」
「何か食べたいのある?」
「和食のきぶんです」
「気が合うねぇ」
メイクを落としたは少し幼く見える。
「お酒も呑みたい」
「合コンの時思ったけど、お酒つよいの?」
女子の中で1人だけ乾杯にビール飲んで、その後焼酎や日本酒なんかをちゃんぽんしていたなと思い出す。
「強くないと思いますよ、好きなだけです。」
「酒強い人ってだいたいそう言うよね。」
「そうですか?」

風呂から上がり、がメイクをしている間に近くの和食とお酒の楽しめそうな店を何軒かピックアップする。
酒は何が好きか分からないので種類が豊富な方がいいだろうか、和食に合うものが数本あればいいだろうか、ここの店は値段が安すぎて信用できないななんて考えながら、雰囲気の良い和食の料理店と、レビュー評価の高い和風居酒屋の2つに候補を絞った。
メイクを終えたに携帯を渡してどっちがいい?と聞くと割と即決で「居酒屋」と言われたので画面をタップして地図を開く。
到着予定時間を見ると15分と書いてある。
「こっから15分だって。ヒールだったよね、タクシー呼ぶ?」
「!あのヒール、新しいやつなんです。だから歩きたい!」
子供のように目を輝かせて話すにこんな表情もするんだなと思った。
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