第3章 雄英高校
あれから編入試験や制服採寸、コスチュームの注文など色々あり職場体験の2日前からの編入になった。
転校早々職場体験は酷だろうと職場体験には行かず担任の相澤先生に1週間みっちり鍛えてもらうことになったけど、マイク先生はそっちの方が酷だろとか言っていた。
大きな扉の前まで来ると外までガヤガヤと騒がしいのが聞こえてくる
相澤「ここがA組だ。呼ぶまで待ってろ。」
なまえ「はい。」
先生が中に入ると騒がしかった教室が嘘のように静かになった。のもつかの間再び一気に騒がしくなった。
??「転校生!!」
??「女ぁ!」
??「がっぽい!」
入れと中から聞こえ、軽く深呼吸をし扉を開いた。
ばっと一気に視線が集まるのを感じ顔が熱くなった。
なまえ「士傑高校から来ました!重光なまえです。苗字は変わったばかりで慣れないので名前で呼んでもらえると嬉しいです。よろしくお願いします!」
深く頭を下げても誰も何も言ってこない。
自己紹介失敗した!?何か変だったのかな!?
「「「かわいい!!」」」
なまえ「へ?」
峰田「おい!美少女じゃねぇか!」
上鳴「だから言ったろ!女の子来るって!」
葉隠「正直女の子ってのも信用してなかったしね!」
上鳴「俺信用無さすぎね!?」
相澤「お前らうるさいぞ。なまえ、席は八百万の後ろだ。」
八百万「ここですわ!」
軽く返事をし、指定された席まで進んでいたら途中で誰かに腕を掴まれた。
なまえ「な!…に…」
その人物の顔を見て私はきっと人生で1番驚いてるであろう。
なまえ「かっ…ちゃん」
緑谷「っ!なまえ…!」
なまえ「い、出久まで」
8年経っても忘れるはずがない。私の大切な幼なじみ。緑谷出久くんと爆豪勝己くん。そして爆豪勝己くんは私の…
初恋の人。