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〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第9章 番外編/濡れてないと…




傑に飲み物でも買って持っていけばいいと言われたから、俺は素直に従った。


財布の中には一万円札を崩したお金がバラバラ入っている。


寧々がいつも飲んでる奴は把握済みだし、躊躇いなくそのボタンを押す。


何度も、何度も、連打だ。


数は多けりゃ良いに越したことはない。


出てきた飲み物を両手で抱えるようにして、寧々の部屋の前まで向かう。


「あ、五条。寧々にちゃんと謝りなよ。土下座してでもね」


「硝子…、寧々の様子は?」


寧々を送り届けたであろう硝子に、一応拒絶されなそうかだけ確認しておく。


「まぁ普通って感じだよ。落ち着いてる…って、なんだ、甘いのしかないじゃん。いかにも寧々が好きそうな奴」


すれ違い様に硝子は俺の抱えた飲み物を見て、げぇと声に出した。


「硝子、ついでにドア開けてくんない?」


「嫌だよ、寧々に開けてもらいなよ」


両手の塞がった俺を助ける事なく、自分の部屋に戻っていく硝子。


「あ、あのー…寧々?」


仕方なく体当たりするようにノックをすると、少ししてからゆっくりと扉が開いた。


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