• テキストサイズ

〖呪術廻戦〗大人しく抱かれてろ【R18】

第8章 違う人と任務




「そんな…悪いわよ」


「なに、ちょっとしたお礼さ」


夏油くんは私からカゴを取って、さっさとお会計を済ませてしまった。


五条くんもお財布を出して払おうとしていたけど、夏油くんに頑なに拒否されていた。


若干、会計時に店員さんを戸惑わせながらも、夏油くんはクッキーの入った袋を受け取り、私に差し出した。


「心ばかりの品だが、受け取ってくれるかな」


「あ、ありがとう」


私が夏油くんから袋を受け取った後ろで、五条くんが棚にあるありったけのクッキーを買い占めていた。


私のお気に入りのメーカーのもの以外にも、コンビニ限定品やファミリーパックなど種類を問わずに。


「俺からもプレゼントだ、受け取れよ」


「あ、ありがとう…」


綺麗にすっからかんになった棚に唖然としながらも、パンパンに詰まった袋を受け取った。


「2人とも、ありがとうね」


両手に花…ならぬ、両手に沢山のクッキー。


なまちゃんにお裾分けしても食べ切れるかどうか…。


「寧々、一旦全部俺に預けろ。重いだろ」


「ありがとう…?」


その重さの要因は五条くんにあるんですけどね…?


/ 323ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp